友達との電話でのお話し

今日久しぶりに友人と話して「仕事ばっかりしていて、つまらない人間になったなーって思う」という話題になりました。
実は、ボクも最近同じようなことを感じていたので、妙に盛り上がってしまいました。

曰く、新しいことにチャレンジできない、していない（する余裕がない）、以前はできていた趣味の時間も取れなくなった。
友人に話すような楽しい“何か”が起きない。毎日、目の前のことで精一杯で、「ふぅーーーっ」てため息つきながら帰ってる……云々（’’

でもそうやって、話し込んでいるうち、友人の“毎日の小さな充実”が見えてきました。証券会社に勤めているため、朝は5時半に起きて、海外の為替市場の動きをみる。
それで大体一日の流れをつかむ。仕事で必要なので、ファイナンシャルプランナーの勉強も。新聞や経済紙に書いてある意味・世の中の動きも、たしかにわかるようになったし、自分で株も買ったりしている。

なんだか、その仕事生活、十分充実しているように感じたのです。ボクには畑違いの友人の知識は新鮮で楽しく、印象的でした。そしてまた逆に、友人にとってのボクの生活も、面白がられているようだなあと。

自分のことをつまらない人間などと話す前に、思い切って自分の仕事の話を「きちんとテーマにしてみる」のって、意外といいのかもしれません。相手に
話すうちに、自分なりに面白いと感じているその仕事の良さに気付けるし、人がちょっと努力している姿って、聞いているほうにもエネルギーをくれます。
面白いことが「ない」のではなくて、忙しい中で見過ごしているだけ。少し見直す機会さえ持てれば、発見できるものなんですよね。

なんてね、話した友達はなんだかんか言いながら結構楽しい生活送っているようでした。